まとめ

 

 4種の要因についての結果をパネル-11にまとめました。多くのヘアダメージは複数の要因に依っているため、「加熱+還元」といった複合ダメージをしたところ、ケラチンフィルムを高温で前処理すると還元による透明化が見られなくなることを見出しております。これは、「アイロンなどで高温処理されている髪の毛はパーマのかかりが悪い」と俗に言われていることを反映しているのかもしれません。髪の毛で起きることがケラチンフィルムにおいても同様に生じていることに実感するまでに、数年間かかりました。感度の良さに加えて、取り扱いの面からも“代替毛髪としてのケラチンフィルム”を自信を持って勧められるようになってきております。

 

パネル-11:各種ダメージへの応答(まとめ)

 

活用例一覧