※※※ 全発表演題のタイトル、演者名、座長名、日時・場所などの情報を含む大会プログラム(講演要旨集からの抜粋) にアクセス・ダウンロードできます。SRD版(9月13〜16日)は こちら 、JKC版(9月12&16日)は こちらNew !!


9月12日(水)

プログラム委員会、広報委員会、表彰選考委員会、編集委員会、常務理事会、理事会、そして若手
奨励策検討委員会企画シンポジウム(代表世話人 量研機構 塚本 智史)を午後から組んでいます。
今回の若手企画シンポジウムは、日韓中交流シンポジウムと連携したプログラムとなっています。

9月13日(木)

優秀発表賞審査(口頭8演題)、前多敬一郎先生を偲ぶ会、評議委員会、若手奨励策検討委員会、
2つの大会事務局企画シンポジウム(世話人 ①生理研 平林 真澄、②広島大 島田 昌之)、そして
一般講演(口頭)を予定しています。夜には上田東急REIホテルにおいて研究交流会を行います。

9月14日(金)

一般講演(口頭およびポスター)、男女共同参画推進委員会企画ランチョンセミナー(大規模アンケート
について)、総会(優秀発表賞授与を含む)、学術賞・技術賞受賞記念講演(武田 久美子、永野 昌志、
堂地 修、濱野 晴三 各会員)を行います。

9月15日(土)

一般講演(口頭およびポスター)、ポスター発表(日韓中交流セクション)、男女共同参画推進委員会、
大会事務局企画ランチョンセミナー(胚培養士という仕事について)を行います。

9月16日(日)

日韓中交流シンポジウム(全日:代表世話人 農研機構 菊地 和弘)と市民公開講座「女性研究者に聞く
"博士号"・"留学"・"研究職"とは」(午後:世話人 信州大 高島 誠司)を並行開催します。


下のテーブルはそれぞれのプログラムの詳細な時間帯や開催場所を示しています。5日間のそれぞれに分けた縮小版をクリックすると拡大図で詳細を見ることができます。口頭発表・ポスター発表の全163題について演題番号と発表者のリスト(中段右列)を日程表と照合することによって、ご自身の発表時間を特定することができます。また、会場の見取り図とポスター演題/発表分野の配置も確認できます。

① 9月12日(水)② 9月13日(木)③ 9月14日(金)
9月15日(土)9月16日(日)演題番号/発表者リスト
建物配置イラスト会場見取り図ポスター配置図


上田大会において予定されているシンポジウム、ランチョンセミナー、市民公開講座、特別企画の趣旨を、各企画にカーソルを合わせると出てくる吹き出しに示します。また、発表順に並べられたシンポジスト名にカーソルを合わせると、吹き出しに演題名が出てできます。

若手奨励策検討委員会企画 シンポジウム
「Organelle dynamics in reproductive biology」

本年度の若手企画シンポジウムは9月16日(日)開催の第5回 日・韓・中
交流シンポジウムと連携し、三ヶ国の若手研究者が交流を深めるプログ
ラムとなっています。使用言語は英語です。


9月12日(水) 13:00〜16:30 @ D棟1F 10番講義室
代表世話人 塚本 智史 (量研機構 放医研)

[ 第5回 日韓中交流シンポジウムと連携開催 ]
【基調講演】 石原 直忠 (阪大)

Roles of mitochondrial dynamics in cellular
function, development, and differentiation


伊丹 暢彦 (東農大)

Mitochondrial quality control in
mammalian oocytes


Lu ZHANG (中国農業大)

Molecular regulation of spermatogonial
stem cell fate decisions


Qi-en YANG (中国科学院)

The synthesis of melatonin by mitochondria
in reproductive cells


Woo-Sung KWON (慶北大学校)

The present and future prospect of
diagnosis and prognosis of male fertility


Eun Young KIM (忠南大学校)

The function of DJ-1 in transgenic dogs


梅津 康平 (東北大)

Sperm migration is regulated by stromal
cell-derived factor 1 in Japanese Black cattle

特別企画
「前多 敬一郎先生を偲ぶ会」

理事長職半ばにて本年2月3日に急逝された前多 敬一郎 先生の
本学会におけるご尽力やご功績を紹介、感謝申し上げることにより、
学会として弔意を表します。


9月13日(木) 11:15〜11:45 @ N棟7F-1
司会 保地 眞一 (信州大)
宮野 隆 (神戸大)

理事長挨拶


松田 二子 (東京大)

前多先生の本会における活動紹介


塚本 智史 (量研機構 放医研)

新たに企画された合宿型若手セミナーの報告


大澤 健司 (宮崎大)

学会企画講演会 (来年2月9日) の紹介

大会事務局企画 シンポジウム①
「キメラ動物作製技術の応用」

キメラ動物の作製は、古くから、異なる 2 種類の細胞の違いを利用した
細胞系譜の追跡や、遺伝子ターゲティングを施した胚性幹細胞を使った
ノックアウトマウスの作製に用いられてきました。近年では、幹細胞や未熟
な細胞が発生過程に寄与するキメラ形成能が、目的の細胞・臓器の作出
にも応用され、その技術が再び脚光を浴びつつあります。本シンポジウム
では、とくに複数の動物種を用いた研究法に焦点を当て、キメラ動物作
製法の発生工学・再生医学への応用、あるいはそれらの基盤となる発生
機序解明への取り組みについて紹介します。


9月13日(木) 13:00〜15:00 @ D棟3F 32番講義室(第1会場)
世話人 平林 真澄 (生理研)
磯谷 綾子 (奈良先端大)

マウスとラットによる
異種間キメラ動物の作出とその活用


中村 隼明 (広島大)

家禽類および齧歯類における
生殖細胞の移植を用いたキメラ作製技法


阿部 朋行 (自治医大)

子宮内移植法による
ヒト/ヒツジ造血キメラの作出


小林 俊寛 (生理研)

ヒト初期発生、とくに生殖細胞への運命決定機構の
解明に向けた複合的アプローチ

大会事務局企画 シンポジウム②
「家畜繁殖技術の温故知新 〜ブレークスルーのために〜」

ブタは液状精液、ウシは凍結精液や胚移植、ウマは自然交配により生産
が行われています。確立した生産技術と考えられていますが、ブタの人
工授精は非効率で、ウシの繁殖成績は悪く、発情微弱・乳房炎などの疾
患も関わっています。競走馬以外では、顕微授精による胚移植がウマの
生産に使われています。本シンポジウムでは、新たな研究視点から技術
開発がなされ、生産現場に普及しているトランスレーショナルな研究例を
紹介します。


9月13日(木) 13:00〜15:00 @ D棟2F 28番講義室(第2会場)
世話人 島田 昌之 (広島大)
島田 昌之 (広島大)

ブタ人工授精技術のイノベーション


南保 泰雄 (帯畜大)

馬の生殖補助医療における繁殖特性


濱野 晴三 (家畜改良事業団)

ウシ繁殖技術のアップデート


磯部 直樹 (広島大)

発情すると乳房炎になる?
―自然免疫の視点から再考する―

男女共同参画推進委員会企画 ランチョンセミナー
「"大規模アンケート2016"から見る学会員のライフワークバランス」

最初に、2016 年に行われた科学技術系専門職大規模アンケートの解析
結果を簡単に紹介させて頂きます。この結果をもとに「ライフワークバラン
ス」について、ランチョンセミナーにご参加の皆さんと意見を交換したいと
思います。会員の皆さんは、日々の生活、趣味・娯楽、恋愛・結婚、出産・
育児、介護など、仕事とどのようにバランスをとっているのでしょうか?
セミナーを通して、ライフもワークもより充実できるように、あるいはライフ
やワークでの問題点を克服するためのヒントを見出せるようにと企画しま
した。


9月14日(金) 12:00〜13:00 @ D棟3F 32番講義室(第1会場)
世話人 尾畑 やよい (東農大)
尾畑 やよい (東農大) 他
"花心"
大会事務局企画 ランチョンセミナー
「胚培養士という仕事について」

本学会において大学・大学院在籍時に活躍した学生会員のうち、不妊
治療に携わる技術者 (生殖補助医療胚培養士) として就職した者の数は
けっして少なくありません。体外受精や顕微授精に代表される高度生殖
補助医療技術に加え、着床前診断のような最新技術も急速な進歩を遂
げており、胚培養士には常に高い技術と倫理観を習得することが求めら
れています。本セミナーでは、管理胚培養士の資格をお持ちの大月 純
子 先生のお話をたっぷりと聴かせていただきましょう。


9月15日(土) 12:00〜13:00 @ D棟3F 32番講義室(第1会場)
世話人 舟橋 弘晃 (岡山大)
大月 純子 (岡山大)

生殖補助医療胚培養士のルーチンワークと研究


"峠の釜めし"
第5回 日韓中交流シンポジウム
「Focus on advanced technologies for animal reproduction」

日本、韓国、中国の三ヶ国が持ち回りで2年に1度開催してきた交流シン
ポジウムですが、今年は日本が開催を担当する順番となりました (前回は
第105回日本繁殖生物学会つくば大会の中で第2回交流シンポジウムと
して開催)。シンポジウム参加費は無料となっていますので、気軽にご参
加ください。また、全演題終了後に交流パーティーをM棟 (マルベリー
ホール) 1階において行います。交流パーティーに出席される方は当日、
交流シンポジウム会場受付 (N棟7階会議室1前に設営) で会費2,000円
をお支払いください。使用言語は英語です。


9月16日(日) 10:00〜16:30 @ N棟7F-1
代表世話人 菊地 和弘 (農研機構 生物機能利用研究部門)
Goo JANG (ソウル大学校)

Genome engineering technologies in cattle:
from random to specific


Lei AN (中国農業大)

Role of retinoic acid in initiating
X-chromosome inactivation during
preimplantation stage and its implication in
skewed sex ratio following in vitro fertilization


藤井 渉 (東大)

Practical application of engineered
endonucleases to generation of
genetically modified mice


Shuai GAO (中国農科院)

Investigating the induced pluripotent
stem cells (iPSCs) quality and tracing the
transcriptome landscapes of the human
fetal stem cells


木村 康二 (岡山大)

Nonsurgical transfer of bovine elongating
conceptus and its application
for genomic evaluation


Youngsok CHOI (CHA University)

Melatonin as fertoprotective adjuvants:
prevention of chemotherapy-induced
premature ovarian failure


枝重 圭祐 (高知大)

The movement of water and cryoprotectants
in mammalian oocytes and embryos:
membrane permeability and aquaporins


Xiang-wei FU (中国農業大)

Effects of vitrification on meiosis resumption
of mice GV oocyte


Il-Keun KONG (慶尚大学校)

Genetic improvement of elite Hanwoo cattle
by ovum pick-up system

市民公開講座
「女性研究者に聞く  "博士号"・"留学"・"研究職"とは」

本シンポジウムでは、様々なキャリアステージの女性研究者に「研究を
始めたきっかけ」、「研究のここがオモシロイ」、「留学経験」などをお話し
いただくとともに、パネルディスカッションで、女性研究者の実態を知る
機会を設けます。世界で見ると高学歴化が進んでいるにもかかわらず、
本邦に限っては、博士課程進学者の減少、女性研究者数の不足など、
世界の潮流・時代の流れに逆行しています。本シンポジウムを通し、女性
研究者への道を塞ぐ見えない壁を少しでも取り払えれば、と思います。


9月16日(日) 13:00〜15:30 @ E棟(講堂)
世話人 高島 誠司 (信州大)
諸白 家奈子 (信州大)

体外での卵子発生を目指して


李 知英 (東京医歯大)

哺乳類発生におけるゲノム刷り込み


井上 貴美子 (理研BRC)

好奇心という人間の本能


束村 博子 (名大)

脳は子を産む司令塔


"プリンアラモード"

ランチョンセミナーのお弁当は各日100食 (お茶付き) の御用意となります。それぞれセミナー当日の 8:30より、大会受付にて先着順で整理シールを配布します (本人のみ、お一人様1枚限り)。もちろん、自弁持ち込みによるセミナー参加も可能です。 市民公開講座のスイーツには120個のプリンアラモードを御用意します。こちらは受付開始 (16日 12:30) から先着順でお飲み物とともに配布します。お飲み物は、全10種類のPET飲料からお好きなものをどうぞ。