岩月 (旧姓 中山) 研祐 (1996年12月8日生) は繊維学部 生物機能科学課程最後の卒業生 (第8期生) であり, GPA首席 (授業料免除)・GPT首席 (針塚賞)・最優秀卒論発表賞 (金賞) の三冠達成者 (歴代2人目) でした.
研究テーマではウシ卵子とラット膵島という二足のワラジ (材料) を履き, 玉田教授や根岸准教授の協力を自分自身で取り付けてマルチな成果を積みました. 大学院修士課程へは当然のように学科推薦枠で進学し, 八十二銀行 (金子八郎奨学基金) の給付型奨学生にも採用されました.
M1後期からは出身地の愛知県にある自然科学研究機構 生理学研究所の特別共同利用研究員として平林 真澄 准教授・小林 俊寛 助教の指導を受けるようになり, 成績優秀による授業料免除生 (M2後期) に選ばれるだけの研究業績もさらに稼ぎました.
博士課程進学後は日本学術振興会特別研究員DC1という財政支援もきっちり獲得した上で, 東大医科研へ転籍した小林 俊寛 特任准教授に付いて異動し, ラットを用いた幹細胞生物学研究に没頭しました (Science論文の共著者にも!!).
そして学位申請にあたっては主論文3編 (TP, CB, TERM) に基づく全100頁の英語学位論文の提出により, 2023年3月に12ヶ月間の早期修了を果たしました【全業績】.
今後しばらくは東大医科研・小林研で博士研究員 (PD) を務めつつ, 次なる飛躍の場を探します. →→→ 2023年9月末に日本学術振興会 特別研究員 (PD, 3年間) の内定通知が届いたので, 次年度 (2024年4月) より京都大学iPS細胞研究所 (CiRA) 未来生命科学開拓部門の高島 康弘 准教授の元に移ります.