計算製造工学特論

計算製造工学特論

授業の内容

3D Printingをはじめとするコンピュータ制御された製造機器の長足の進歩により、非常に複雑な形状なものであっても比較的安価に製造できるようになった。本特論では,パラメトリック設計が得意な3D CADソフトRhinocerosと,そのプラグインソフトであるGrasshopperを用いた演習を通して、アルゴリズミックに複雑で有機的な形の設計方法を習得する。

優秀作品

本授業では,テストの代わりにこの授業で学んだことを使って,授業参加者に作品を創ってもらいます.2020年度前期の特に優れた作品をご紹介します:

2020年 信州大学繊維学部での修士学生向け授業「計算製造工学特論」の優秀作品である,伊與部 聡さんの「スロープおもちゃ」.Rhino6とGrasshopperを用いて,形の設計と動力学シミューレーションを実現しています.

2020年 信州大学繊維学部での修士学生向け授業「計算製造工学特論」の優秀作品である,曽根 忠瑛さんの「スロープおもちゃ」.Rhino6とGrasshopperのガラパゴスという最適化エンジンを用いて,均一でない平面を作成しています.

2020年 信州大学繊維学部での修士学生向け授業「計算製造工学特論」の優秀作品である,村山 侃暉さんの「ピンボールのような構造体」.Rhino6とGrasshopperを用いて,ピンボール板の形の設計とボールとピンボール台との衝突などの動力学シミューレーションを実現しています.

2020年 信州大学繊維学部での修士学生向け授業「計算製造工学特論」の優秀作品である,小林 拓也さんの「吉村パターン(折り紙のパターン)」.Rhino6とGrasshopperを用いて,地図や太陽パネルの折りたたみ方法として非常に有名な吉村パターンの動力学シミューレーションを実現しています.

動画や資料

情報

対象者:繊維学部修士
実施時間:前期,水曜日3限