卒業生の主な就職先

日立、東芝、ジャパンディスプレイ、キヤノン、セイコーエプソン、ホシデン、新光電気工業、住友化学、三菱化学、信越化学、DIC(大日本インキ化学工業)、DNP(大日本印刷)、凸版印刷、チッソ、ミネベア、ミマキ、東京特殊電線、新日本石油、丸善石油化学、富士フイルム、JSR(日本合成ゴム)、横浜ゴム、東洋ゴム、ダイセル、ダイソー、東亞合成、豊田合成、イビデン、日星電気、花王、半導体エネルギー研究所、BASF(ドイツ)


市原正寛(2002年度機能高分子学科卒業、2004年度修士課程機能高分子学専攻修了、2007年度博士課程スマート材料工学専攻修了)
現在の職業:住友化学株式会社 情報電子化学品研究所 研究職



 私は4年生から大学院までの6年間太田研に所属し「液晶」の研究に携わりました。液晶と言うと液晶テレビ、携帯電話、パソコンモニタを連想すると思います。学問的には、液晶とは液体と結晶の中間状態を表す言葉です。

 太田研ではこの液晶性を示す新規物質を合成して、その液晶相の特異な構造や物性を分析します。液晶は自己組織化するため、ナノテクノロジーの分野において、大いなる可能性を秘めた分野です。私は、ディスコティック液晶を用いて、有機半導体の研究を行っていました。この研究を通して、研究の進め方、新たな科学的事実を発見する喜び、研究成果のまとめ方を体系的にを学ぶこ とができました。また、やる気と努力次第では、海外の学会での発表チャンスを頂くこともできるため、非常にやりがいの有る研究室だと思います。興味がある方は是非一度研究室を覗いてみて下さい。




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